【試験なし“面談型”で入学決定】愛知・日進高校附属中の選抜方針を徹底解説――体験入学+面談、定員40人まで・中途受入も

はじめに

「筆記試験がないって本当?」――2026年4月開校の愛知県立日進高校附属中は、従来の公立一貫のイメージと異なる“面談型”の入学決定を掲げています。県の公式資料では、入学者選抜(適性検査)は実施せず、体験入学等と面談を経て入学者を決めると明言。学校の設置目的は、不登校経験がある児童生徒等に配慮した「学びの多様化学校(不登校特例校)」として、安心できる環境とゆとりある学びを用意すること。定員は「40人まで」、年度途中の受入も明記されています。本稿では、一次情報をもとに制度の骨格と現場での準備ポイント、塾・予備校が押さえるべき“伴走の勘所”を整理しました。

この記事で分かること
日進附属中の面談型選抜制度の全体像
体験入学・面談を中心とした選抜の流れと評価軸
家庭が事前に整えておく実務のポイント
塾・予備校が行うべきポートフォリオ支援とリハーサル対応

1. ニュース概要(何が決まった?)

愛知県は2025年度に新設される日進高校附属中学校の選抜方法を正式に発表しました。筆記による適性検査は実施せず、面談や体験入学を通じて入学者を決定するスタイルで、安心・多様な学びを重視する不登校特例校としての設計が特徴です。募集は最大40名、途中編入も可能とされ、他の導入校とは大きく異なる運用が注目されています。

  • 選抜方式入学者選抜は実施せず面談体験入学等を経て入学者を決定(筆記の適性検査は行わない)。他の第二次導入4校(豊田西・西尾・時習館・愛知総合工科)は「適性検査+面接」の二段階選抜。
  • 学校の性格:学びの多様化学校(不登校特例校)として設置。授業時間数の軽減等により、安心・ゆとりある学びと、個々の到達度に応じた学びを重視
  • 定員・受入募集人員は40人まで募集人員の範囲内であれば年度途中でも受入可。実施日程の詳細は県が後日告知。
  • 適性検査非実施の明記:県の検討資料でも「日進では適性検査を実施しない」と明示。
この章のポイント
試験なしで入学可(面談+体験で決定)
学びの多様化学校(不登校特例校)として設置
定員40人まで/年度途中の受入も可
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2. 手続きの流れ(説明会資料ベースの“イメージ”)

学校公式の説明会資料では、概ね次のステップが示されています(年度により調整あり)。① 学校体験(11月上旬) → ② 個別面談(~12月中旬) → ③ 保護者が「入学生徒検討会依頼書」を提出(~12月末) → ④ 学校側で受入検討といった流れです。公式サイトでも「受入の手順は県教委Webに随時アップロード」と案内されています。筆記試験日や配点の概念がないため、当日のふるまい・対話・日常の記録(ポートフォリオ)が重要度を増します。

この章のポイント
学校体験→面談→依頼書提出→検討の流れ
筆記試験なし=ふだんの記録が鍵
日程・手順は県と学校HPで都度確認

3. なぜ“試験なし”なのか――設置目的と評価軸

日進附属中は、不登校経験のある生徒が「高校卒業まで安心して学べる」ことを第一に設計されています。教室配置や少人数指導、相談体制、授業時間の軽減など、学びへ戻るための環境づくりが核です。したがって選抜も、従来型の一発試験ではなく、学校体験や面談で「適合性」「やり取りの安心感」「通学・生活の見通し」などを多面的に確認する形が理にかなっています。県の資料でも、適性検査非実施とともに、教育内容に即した受入方法を検討と明記。数値偏重ではなく個に寄り添う評価が前提です。

この章のポイント
“合う環境か”の評価を大切にする設計
少人数指導・相談体制・学び直し支援を重視
数値評価でなく対話・適合性で判断

4. 受入までに家庭が整えておくと良い実務

日進附属中では、入試ではなく「面談・体験」を通じた入学が行われるため、家庭での事前準備が重要です。日常の学びや活動の記録(ポートフォリオ)を整理しておくことが、面談時の大きな支えになります。また、通学や生活の流れを家族でシミュレーションし、“自分の言葉で話す”対話練習も大切です。日程の変更もあり得るため、公式サイトや県の告知を定期的に確認しましょう。

  • 日常の学びの記録(ポートフォリオ):作品、活動メモ、学習記録、配慮の履歴を時系列で1冊に。学校体験や面談での共有材料に。
  • 通学・生活のシミュレーション:通学経路、登下校の所要、朝の準備、体調変動時の連絡ルール等を家族で決めておく。
  • “対話の型”の練習:面談は知識試問ではなく、困りごと/得意/望む支援を具体的に言語化できるかが鍵。
  • 情報確認:日程・手順は年度で微修正があり得るため、県の告知+学校HPを定点チェック。
この章のポイント
ポートフォリオは日々の歩みを蓄積する道具
生活面のシミュレーションも重要
情報確認は県と学校HPの両軸で
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5. 他の第二次導入校との違い(比較で理解する)

2026年同時開校の豊田西・西尾・時習館・愛知総合工科は、いずれも「適性検査+面接」の二段階選抜。一方、日進のみ筆記検査を伴わない“面談型”という設計です。志願者の属性・目的が異なるため、同列比較はできませんが、「出願カレンダー」「準備物」「練習方法」が全く違う点は押さえておきたいところです。

この章のポイント
日進=面談型/他校=適性検査+面接
主軸は答案でなく対話と記録

6. 塾・予備校関係者への注目点

日進附属中の選抜は従来の「学力型対策」とは大きく異なるため、塾側にも柔軟な対応が求められます①ポートフォリオ作成支援、②面談リハーサルの導入、③併願校とのバランス設計など、個別性の高い支援が鍵です。家庭が一人では準備しにくい部分を具体的にサポートすることで、受験生と保護者の不安を軽減できます。“対話”と“生活設計”を軸とした新しいタイプの受験支援が始まっています。

① “ポートフォリオ指導”パッケージ化
活動記録テンプレ/振り返りシート/保護者向け記入ガイドをセットにし、月1回の面談で更新→冊子化強み・困り・支援希望の3領域での言語化を指導。

② 面談リハーサル+学校体験チェックリスト
15分×2回(基礎/仕上げ)の模擬面談と、学校体験当日の行動・確認項目(移動・受付・体調申告・伝えたいこと)を一枚資料に。

③ “併願”の設計分岐を可視化
同時期の一般的な私立入試(思考力/教科型)や、他県の適性型模試を演習機会として配置。“日進合致”と“学力型進路”の両にらみでストレスを下げる。

この章のポイント
ポートフォリオの指導テンプレ化が有効
模擬面談+体験日チェックで備える
学力型・面談型の併願パターンを可視化

まとめ

愛知・日進高校附属中は、試験を課さない“面談型”の受入を公式に位置づけ、体験入学等+面談で入学者を決定します。背景には、不登校特例校(学びの多様化学校)として“安心して学び直せる環境”を整えるという明確な目的があります。準備の軸は答案づくりではなく、日常の歩みの可視化(ポートフォリオ)と対話力。塾はポートフォリオ指導の標準化面談リハの仕組み化で、家庭の不安を実務から解いていくのが有効です。最新日程は県告知・学校HPで必ず確認し、“その子に合うか”を中心に設計していきましょう。

この記事のまとめ
日進附属中は面談型・試験なしの特例校
記録と対話力が準備の軸となる
塾はポートフォリオと模擬面談で支援強化
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参考・出典

  • 愛知県「県立中高一貫校(第二次導入校)の概要について」—日進は“入学者選抜は実施せず、面談・体験入学等で決定/定員40人まで/中途受入あり”を明記。愛知県公式サイト
  • 愛知県(検討資料)「中高一貫教育の導入(第二次導入校)に向けた検討事項」—日進は適性検査を実施しない等の整理。愛知県公式サイト
  • 日進高校附属中 公式サイト「学校説明会」—受入手順は県サイトに随時掲載/説明会資料・動画公開nisshin-jh.aichi-c.ed.jp
  • 日進高校附属中 説明会資料(PDF)—学校体験(11月上旬)→個別面談(~12月中旬)→依頼書提出(~12月末)等の手順イメージ。nisshin-jh.aichi-c.ed.jp

記載は県・学校公表の資料に基づきます。最終の手順・日程は最新の公式発表でご確認ください。 愛知県公式サイト