PUBLIC EXAM STRATEGY

公立中高一貫校
適性検査対策の完全ガイド

適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの違い、頻出単元、学年別の学習計画、過去問演習の進め方まで、全国の公立中高一貫校に対応する適性検査対策をワンストップで解説します。

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WHAT IS APTITUDE EXAM

3分でわかる適性検査の基礎

公立中高一貫校の入試は、私立とは大きく異なる「適性検査」という独自の試験形式です。まず3つのタイプから理解しましょう。

文系総合

適性検査Ⅰ
記述・作文・読解

長文を読み、自分の考えを記述で表現する力を問う問題が中心。作文・短い記述が得点の鍵となります。

  • 長文読解(500〜2000字程度)
  • 記述問題(80〜300字程度)
  • 作文(400〜600字程度)
  • 採点者の納得感が得点を左右
理系総合・教科横断

適性検査Ⅱ
資料分析・思考

算数・理科・社会を融合した複合問題。表・グラフ・地図などの資料を読み解いて答える形式が多いです。

  • 算数の応用(速さ・比・図形)
  • 資料・グラフの読み取り
  • 理科の実験考察
  • 社会の地理・歴史データ
理数特化(一部の難関校)

適性検査Ⅲ
理数の独自問題

小石川・武蔵・大泉など、一部の難関校のみで実施。理数分野の応用的・発展的な問題が出題されます。

  • 独自の数理パズル・論証
  • 理科の探究的問題
  • 難易度は難関私立中入試並み
  • 志望校別の対策が必須
FREQUENT TOPICS

頻出単元マップ

過去5年の出題傾向から見えてくる、4教科それぞれの頻出領域です

算数

  • 速さ・比(旅人算・流水算)
  • 割合と相当算
  • 図形(平面・立体・展開図)
  • 規則性・数列
  • 場合の数

国語・読解

  • 説明文の論旨把握
  • 文章中の根拠提示
  • 記述(80〜300字程度)
  • 作文(400〜600字程度)
  • テーマ別意見論述

理科

  • 実験考察(条件統制)
  • 生物(季節・生態系)
  • 地学(天気・地層)
  • 物理(てこ・電気・光)
  • 化学(水溶液・気体)

社会

  • 表・グラフの読み取り
  • 日本の地理・産業
  • 歴史データの分析
  • 公民(憲法・選挙)
  • SDGs・環境問題
REGIONAL TRENDS

都道府県別 出題傾向

同じ「適性検査」でも、都道府県によって出題の色合いは大きく異なります
※2026年7月時点の情報です。出題形式は各校の最新の募集要項をご確認ください

東京都立

教科横断記述重視作文必須適性検査Ⅲ実施校あり

共通問題と学校別独自問題の組み合わせ。小石川・武蔵・大泉などは独自問題のウェイトが高く、過去問演習の差が合否を分けます。

神奈川県立

論述グループ活動課題高倍率

資料の読み取りと条件整理を組み合わせた複合問題が中心。記述量が多く、表現力と論理性をバランス良く問う出題が続いています。

千葉県立

2段階入試表現力思考力

千葉中・東葛飾中は12月一次・1月二次の2段階入試。一次の通過が必須のため、適切な時期の演習計画が重要です。

埼玉県立

伊奈学園2回受検チャンス作文比重高

第一次で受検者を絞り込んだうえで第二次を行う方式で、作文・面接の比重が大きい傾向です。

愛知県立

第二次導入理数重視探究学習

2026年4月開校の5校を含み、県内一気に拡大。明和高附属を頂点に、理数・探究分野の独自問題に対応した準備が必要です。

大阪府立

分野別入試咲くやこの花特技重視

咲くやこの花中の分野別入試など独自方式が特徴。本サイトでも特に対策記事のアクセス数が高く関心が高まっており、早期対策が鍵となります。

GRADE-BY-GRADE PLAN

学年別 学習計画

※以下は、公立中高一貫校専願の場合です。私立中高一貫校との併願を検討される場合は、こちらをご確認ください
小4から直前期まで、各フェーズで取り組むべき学習の優先順位

小4
基礎学力(計算・読書)の徹底と学習習慣の確立期。受検を意識した特別な対策はまだ不要。日頃からの時事問題への興味喚起がプラスに。
小5 前半
適性検査の頻出単元を基礎レベルで1周。算数の比・速さ・割合、国語の文章題、理科の実験考察などの「型」を経験する時期。塾通いを始めるご家庭が多い。
小5 後半
志望校候補の過去問を1年分解いて「腕試し」。到達点と課題感を親子で共有。学校説明会への参加もこの時期から本格化。
小6 前半
頻出単元の応用レベルに挑戦。同時に作文・記述の練習を始め、週末には適性検査の大問1〜2問程度を演習。学校説明会・体験授業への参加。
小6 夏
過去問演習の本格スタート志望校の過去問5年分を計画的に消化。夏休み40日間の学習時間配分が合否を分ける最重要期。
小6 秋〜冬
過去問の2周目と弱点単元の集中演習。模試で本番想定の時間配分を体得。11〜12月は適性検査の作文・面接の仕上げ期。
直前期
本命校の仕上げ過去問を1〜2年分、本番想定で実施。体調管理・睡眠リズムを優先しつつ、暗記事項の最終確認。直前期にやる「型」の確認。

お子さんの学年を選ぶだけで「今やること」と進捗チェックリストが使える、姉妹ページもご活用ください。

学年別「今やることナビ」&進捗チェック
5 STEPS

過去問演習の進め方 5ステップ

「解いて終わり」にしない、合格に直結する過去問演習の正しい順序

1

志望校を決める

本命1〜2校

2

本命校 過去問を解く

5年分・本番想定で時間計測

3

分析で弱点単元を特定

単元別正答率・時間配分

4

類題演習で弱点を埋める

志望校以外の同分野問題

5

2周目・直前演習

本命校過去問の再演習

FAQ

適性検査対策のよくある質問

Q適性検査は私立中の入試とどう違いますか?
私立中入試が教科別の学力試験であるのに対し、公立中高一貫校の適性検査は教科の枠を越えた総合問題です。適性検査Ⅰは長文読解・記述・作文が中心、適性検査Ⅱは算数・理科・社会を融合した資料分析や思考力問題、適性検査Ⅲは一部の難関校のみで実施される理数の独自問題という3タイプに分かれます。
Q適性検査Ⅲはどの学校で実施されますか?
小石川・武蔵・大泉など、一部の難関校のみで実施されます。理数分野の応用的・発展的な問題が出題され、難易度は難関私立中並みです。志望校別の対策が必須になります(※2026年7月時点。実施の有無は各校の最新の募集要項をご確認ください)。
Q適性検査の対策はいつから始めればよいですか?
受検を意識した対策は、小5前期〜開始が望ましいです。ただし、小4のうちから計算問題の練習や読書などで基礎学力・学習習慣を身につけておくと、その後の学習がスムーズです。
Q作文や記述はどのくらいの分量が出ますか?
適性検査Ⅰでは400〜600字程度の作文と、80〜300字程度の記述問題が中心です。500〜2000字程度の長文を読み、設問の要求に沿って自分の考えを書く力が問われます。採点者が納得できる根拠の示し方が得点を左右します。
FOR EDUCATORS

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登竜問® は、学習塾向けの中高一貫校過去問Webデータベースです。公立中高一貫校の適性検査過去問は全国ほぼすべて、私立中学校の入試問題は大問数1600以上を収録。都道府県・学校名・年度・問題内容・解答方式などの多彩な条件で検索でき、先生が生徒の志望校に合わせて過去問演習をカスタマイズして指導できます。

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